SNS型投資・ロマンス詐欺が急増中!

SNS型投資・ロマンス詐欺が急増中!

昨年から、SNSを悪用し、投資名目等で金銭等をだまし取る「SNS型投資・ロマンス詐欺」が急増しており、対策を強化しています。

令和6年に入り、1~3月までの3か月間で45件、約7億8,000万円の被害を認知するなど、危機的状況となっております。

被害防止のポイント

○この手口の特徴として、投資名目や恋愛感情を利用するなど、一度騙されると、被害に気づくまでに時間がかかるため、被害額が高額となるケースが多く、また、投資名目 の詐欺については、SNSやウェブサイト上の投資広告や著名人の名前を悪用したホームページなどからSNSチャットに誘導され、チャットでのやり取りから騙されるケースが多いです。

○被害に遭わないために以下のことにご注意ください!

 1 SNSやウェブサイトには、著名人をかたる投資の詐欺広告があるということを知る

 2 振込先に個人名義を指定されたときには、詐欺の可能性が高いこと

 3 「投資で絶対に儲かる」などうまい話はないこと

3月中に認知した主な事件

SNS型投資詐欺による高額被害

被害者がスマートフォンでウェブサイトを閲覧中、表示された投資関連広告を タップしたところ見知らぬ者のSNSアカウントが友達登録され、以後、チャッ トでのやりとりが始まった。 後日、チャットをしていた者からSNSグループの招待を受け入会すると、同グループ内の経済アナリストのアシスタントを名乗る者が投資関連情報を送信し、その他大勢の者が「儲かった。」などの成功体験を送信している状況であった。

その後、アシスタントから「金」や「原油取引」への投資名目で個人や法人名義口座への振込を指示され、6回にわたり合計3,800万円をだまし取られた。

SNS型ロマンス詐欺未遂

被害者は、SNS上で外国籍をかたる異性と知り合い、チャットのやり取りを続けていたところ、「愛している。」などの甘言により恋愛感情を抱き「国連の仕事で救助活動に行く間、安全に保管していただけるようゴールドを送りた い。」などと言われ住所、氏名などを教えた。

その後、「ゴールドを配達するために盗難保険の保険料がかかる。」などと指定口座への振込を指示されたが、被害者はこれまでの一連のやり取りを不信に思い振り込むことなく詐欺被害を免れた。

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